6/19内部被ばく予防リーフレット完成記念シンポジウム 福島の人々と子どもたちを守ろう!〜放射線被ばくと市民の取り組み〜 (東京)
日時:2011年6月19日(日)14:00〜17:00(開場13時30分)
場所:落合第一地域センター4階ホール
〒161-0033 新宿区下落合4丁目6番7号
アクセス:西武新宿線下落合駅から徒歩約5分
http://sougi.bestnet.ne.jp/hall/par_ochiaidaiichi.html?rcv_cust_id=1268
講師:松井英介先生(岐阜環境医学研究所所長)石田葉月先生(福島大学准教授)
参加費:1000円(学生は500円)※内部被ばく予防リーフレットver.2付き
主催:NPO法人セイピースプロジェクト
内部被ばく予防リーフレット完成記念シンポジウム 福島の人々と子どもたちを守ろう!〜放射線被ばくと市民の取り組み〜 (東京)
今回の福島原発事故で自然界に放出された放射性物質の量は、人類史上例を見ないものになりました。このような事態に際して、放射線が人体にどのような影響を与えるのか、食品や土壌がどれくらい汚染されているのかといったことについての必要な情報が十分に周知されていません。そこで私たちは、特に小さなお子さんをお持ちの方向けに、内部被ばく予防リーフレット『放射線被ばくから子どもを守るために』を作成しました。WEB上で無料公開して以降、多くの方々からの反響をいただき、毎日質問や相談のメールが寄せられています。
http://www.saypeace.org/image/hibakuyobou.pdf
いまもなお、チェルノブイリ事故であれば避難区域として指定された高濃度汚染地域で、多くの人が生活しています。福島大学では、放射性物質に対する防護策が十分に講じられないまま、通常通りに新学期が始まり、授業が開始されています。放射線被ばくに対する政府や行政の対応は不十分なところが多いと言わざるを得ません。こうした状況に対し、福島大学の教員有志が集まって大学当局や県、政府に対して安全策を講じるよう求める活動が行われています。http://fukugenken.e-contents.biz/
そこでこのたび、私たちは内部被ばく予防リーフレットの完成を記念して、シンポジウムを開催することにしました。講師には、リーフレットの監修をしてくださった岐阜環境医学研究所の松井英介先生と福島大学准教授の石田葉月先生をお招きします。これから長くつづく放射線被ばくの問題に対して、平和運動はどのような取り組みをつくっていくべきなのか。国や自治体にどのようなことを求めていくべきなのか。福島からもゲストをお招きして、私たち一人ひとりの生き方の問題として、議論を深めていきます。たくさんの方のご参加お待ちしています。
プログラム
14:00 開会、はじめの挨拶、リーフレット紹介
14:15 松井英介さん基調講演(60分)
15:15 石田葉月さんご報告(30分)
15:45 休憩15:55 パネルディスカッション・質疑応答(50分)
16:45 まとめの挨拶16:50 閉会*終了後、交流会を予定しています。
プロフィール
松井英介さん☆1938年生まれ。元岐阜大学医学部(放射線医学)。日本呼吸器学会呼吸器専門医。日本肺癌学会及び日本呼吸器内視鏡学会特別会員。内部被ばく問題に取り組む数少ない専門家の一人。原爆症認定集団訴訟に長年関心を寄せ、またアスベストと健康障害に関しても記事多数執筆。6月25日に新刊『見えない恐怖 放射線内部被曝』(旬報社)を発刊予定。
☆石田葉月さん☆1968年生まれ。福島大学共生システム理工学類准教授。専門は環境経済学。被ばくの危険があるにもかかわらず授業を再開した福島大学に疑問を感じ、大学や県に対し安全策を講じるよう提言する教員ネットワーク組織「福島大学原発災害支援フォーラム(FGF)」を立ち上げた。
連絡先
NPO法人セイピースプロジェクト事務所
東京都世田谷区代沢5−7−8−103
TEL:03-6802-4231
mail@saypeace.org
HP:http://www.saypeace.org/