11/8シンポジウム〜外国人被災者は今―私たちの課題 生活再建に支援の手を〜(宮城)

日時:2011年11月8日(火)15:00〜17:30
場所:日本キリスト教団東北教区センター「エマオ」 http://www.uccj.jp/
仙台市青葉区錦町1-13-6/電話022-222-0998/JR仙台駅から徒歩15分)
参加費:無料(会場献金をお願いします)
報告者:大村昌枝さん(宮城県国際交流協会)池住圭さん(日本聖公会東日本大震災被災者支援いっしに歩こう!プロジェクト)飛田 雄一さん(NGO神戸外国人救援ネット)大曲由起子さん(移住労働者と連帯する全国ネットワーク)ほか
主催:外国人被災者支援プロジェクト

〜外国人被災者は今―私たちの課題 生活再建に支援の手を〜

3月11日・・
被災した青森・岩手・宮城・福島・茨城の5県には、91,147人の在日外国人
が暮らしていました。そのうち「災害救助法」が適用された市・町・村に住む
外国人は75,281人となり、その内訳は中国27,755人、韓国・朝鮮12,199人、フ
ィリピン9,617人、ブラジル7,270人、タイ3,859人……と続きます。

半年たった現在
外国人被災者に関する情報を、私たちはまだ断片的にしか知りません。それ
は、外国人被災者の居住地が5県にわたり、また154市・区・町・村のあまりに
も広範囲に及ぶこと、外国人の多くが孤立して生活してきたからです。

外国人被災者は
とりわけ1990年代以降、東北の農村・漁村へ日本人との国際結婚で移住した
中国人女性、韓国人女性、フィリピン人女性たちとその子どもたち、また、戦
前から日本に住む在日韓国・朝鮮人高齢者たちは、被災地あるいは避難地で、
声も出せず、困難な状況に耐えています。

私たちは
孤立している外国人被災者一人ひとりの安否を確認して励まし、一人ひとり
の生活が再建され自立できるように手助けをしていきたい、と願っています。
今、外国人被災者75,000人には、75,000人の「支え手」を必要としているから
です。

シンポジウムでは
外国人被災者の支援に関わっている団体、関係機関の実務者が一堂に会し、
それぞれ取り組みの報告をしてもらい、今後の支援活動に向けて意見交換を行
ないます。その中から、外国人被災者支援のネットワークができることを願っ
ています。

連絡先

外国人被災者支援プロジェクト
○仙台キリスト教連合被災支援ネットワーク(東北ヘルプ)
〒980-0012 宮城県仙台市青葉区錦町1-13-6 エマオ2F D
電話:022-263-0520/FAX:022-263-0521/ホームページ http://tohokuhelp.com
○外登法問題と取り組む全国キリスト教連絡協議会(外キ協)
〒169-0051 東京都新宿区西早稲田2-3-18 日本キリスト教会館52号室 RAIK内
電話:03-3203-7575/FAX:03-3202-4977/Eメール:raik.kccj@gmail.com