3/28 反貧困フェスタ2009

とき:2009年3月28日(土)10:00-16:30

  雨天の場合、校庭企画は中止となります
ところ:千代田区立神田一橋中学校
  東京都千代田区一ツ橋2-6-14
  日本教育会館東隣り
  東京メトロ半蔵門線・都営新宿線神保町駅」4分
  東京メトロ東西線竹橋駅」5分


今年の「反貧困フェスタ」のテーマは“労働”です。増大する非正規労働者、横行する「派遣切り」、長時間労働を課される正社員たち。「働くこと」が壊されていく…労働の崩壊は目を覆うものがあります。加えて今回の大不況では、40万とも100万とも言われる非正規労働者が職を失うと言われており、その波は正社員や新卒者にも及んでいます。
忙しくて仕事が終わらない正規と、働いても生活できない非正規―「過労死か貧困か」という惨状の中で、「あいつは楽しんでいる」「あいつは守られすぎている」という“労労対立”が作られてもいます。「自分だけは生き残りたい」…しかし、このままで本当にそんなことが可能になるでしょうか。
働く者が生き生きと働き、生活できる社会とはどのようなものなのか。私たちが直面している現実と課題はどんなもので、それをどのように乗り越えることができるのか。さまざまな働き方をするみなさんと一緒に考えてみたいと思います。

プログラム

10:00 開会式
10:15 分科会(2階教室)

1 女性のハケンを考える―女性はハケンを望んでいるのか? 現状は?
2 住まいのセーフティネットをつくろう―安心して生活できる住まいとは?
3 日本社会の「壁」を崩す 湯浅誠×中島岳志対談
4 働くこと《労働》を学ぶ

12:00 シンポジウム「いま“はたらく”が危ない」(2階体育館)

シンポジウム いま“はたらく”が危ない―労働市場の多様性=格差・分断構造と「貧困」
コーディネーター:雨宮処凛反貧困ネットワーク副代表)、湯浅誠反貧困ネットワーク事務局長)

前半は年末年始の「派遣村」に身を寄せた村民の話を皮切りに、あらためて様々な雇用形態ではたらく人、さらには労働市場から排除された失業状態の人たちの声に耳を傾けて、それぞれの「生きづらさ」を探ります。

パネルディスカッション
コーディネーター:東海林智(毎日新聞記者)
パネリスト:龍井葉二(連合)、井筒百子(全労連)、遠藤一郎(全労協)、伊藤みどり(働く女性の全国センター)、赤石千衣子(しんぐるまざあず・ふぉーらむ)、山本創(DPI日本会議)、中村光男(企業組合あうん)

後半のパネルディスカッションでは、労働組合の全国組織(ナショナルセンター)と「反貧困」の運動を担っている人たちが「この社会はどうあるべきか」「いま、私たちは何をなすべきか」を討論します。
「労働×貧困」をみんなで聞き、語り、考えましょう!

16:00 貧困ジャーナリズム賞表彰式、閉会式

その他、何でも相談会、炊き出し、ライブ(校庭)、貧困ジャーナリズム賞候補作品展示・上映(2階マルチメディアルーム)など。

校庭ライブゲスト:「月桃の花」歌舞団のエイサー、移住女性による寸劇カラカサン、「生きるための歌」を作り続ける五十嵐正史&ソウルブラザーズ、新宿駅地下BERGの愛染恭介さん、夢と希望を持ち続ける「マウム」(こころ)を伝える盧佳世(ノカヨ)さん、ブルース講師・非常勤の叫び佐藤壮広さん、「ひとりぼっちをなくそう」精神障害当事者運動に取り組む塚本正治さん、「前を向いて歩こう」の寿[kotobuki]さん(予定)
○一部手話通訳・要約筆記・保育室あり。受付でご相談ください。
○会場は使用中の学校です。主催者の指示にご協力いただきますようお願いします。
○上ばき(スリッパ等)をご持参ください。

 
貧困ジャーナリズム大賞募集 しめきり3月23日 

詳細は反貧困フェスタ2009のページをご覧ください。
http://www.k5.dion.ne.jp/~hinky/festa2009/festa2009.html