「ワーキングプア」対策で初の互助会(TBS)

「ワーキングプア」対策で初の互助会
TBS 12月22日10:30【動画あり】

 働いても貧困から抜け出せない、いわゆる「ワーキングプア」の若者同士が助け合うしくみを作ろうと、全国初の「互助会」が結成されました。

 「反貧困たすけあいネットワーク」と名付けられたこの互助会、労働組合首都圏青年ユニオン」などがワーキングプアの問題の対策として結成したものです。

 所得の低い若者たちが1カ月に300円を出し合い、加入して半年以上になる人が病気やけがをした場合、1日・1000円を支給するほか、1万円を無利子で貸し付けるということです。

 22日の発足式にはおよそ30人が参加、互助会には100人以上が加入する見込みということで、首都圏青年ユニオンでは、「既存の保険や共済などを活用できない若者が集まって、お互いに支え合うことができれば」と話しています。