3/2 講演「貧困襲来〜迫り来る貧困に私たちはどう向き合えばいいのか?」 

第2回まちだ市民自治学校のフィナーレを飾る全体集会記念講演
「貧困襲来〜迫り来る貧困に私たちはどう向き合えばいいのか?」
講師:湯浅誠氏 
日時:3月2日(日)午後1時30分〜
場所:町田市民フォーラム 3Fホール
http://www.city.machida.tokyo.jp/shisetsu/com/com14/

 第2回まちだ市民自治学校もすでに中盤に入りました。
 後期高齢者医療の分科会では講師に生存権を問う朝日訴訟の原告を引き継いだ朝日健二さんを招いて学びました。
 教育の分科会では、現場の教師からは、「急に登校しなくなった子どもの家を訪ねると洗濯物も干したまま一家そろって夜逃げ同然でいなくなっていた」との報告もありました。
 青年分科会では低賃金・長時間労働労基法違反の就業実態に苦しみながらも幼児教育やIT産業の現場で頑張っている若者たちと交流しました。
 これらをつなぐキーワードは〈貧困〉です。

 第2回まちだ市民自治学校のフィナーレを飾る全体集会の記念講演を引き受けてくださるのは、NPO法人 自立生活サポートセンター・もやい事務局長、反貧困ネットワーク事務局長の湯浅誠さんです。
主な著書に『本当に困った人のための生活保護申請マニュアル』や『貧困襲来』があります。
http://www.honya-town.co.jp/hst/HTdispatch?nips_cd=9982273337
 湯浅誠さんは教育課程からの排除・企業福祉からの排除・家族福祉からの排除・公的福祉からの排除・自己からの排除が重なって〈貧困〉になると記しています。
 まさに、この第2回まちだ市民自治学校で学んだことを総括するにふさわしい内容になること請け合いです。
 湯浅誠さんは『貧困襲来』のあとがきの最後を次の記述で締めくくっています。
 「あつかましくも読者のみなさんにお願いがある。この本を読んでよかったと思ったら、地元の図書館にリクエストを出して欲しい。本を買うお金のない人にこそ、本当は読んでもらいたいから。」
http://www.library.city.machida.tokyo.jp/opac/index.html
 湯浅誠さん=この方が“ホンモノ”だと私が確信した瞬間です。遠方からでも聞きにくる価値があると思いますよ。ぜひ、日程をあけておいてくださいね。

主催:まちだ市民自治学校実行委員会
後援:町田市
http://www.labornetjp.org/labornet/EventItem/1199677801250j-yahata