6/26 安全問題シンポジウム

日時:2008年6月26日(木)18:30〜
場所:東京しごとセンター
東京都千代田区飯田橋3-10-3(飯田橋駅5分)
○コーディネーター 安田浩一(ジャーナリスト)
○パネラー 鎌田慧ルポライター
富山洋子(日本消費者連盟
山口満(元・轟組)


主催:国鉄闘争共闘会議
東京都千代田区飯田橋3-9-3 SKプラザ3F
TEL 03-3511-3386


昨年一年を現す言葉に「偽」が選ばれるような危ない世の中。「食品」では偽造牛肉事件、毒ギョーザ、賞味期限偽装、船場吉兆の「使いまわし」…など、儲けのためには平気で消費者を裏切る企業が続出しています。

交通の分野では、107名が死亡するという大惨事になった2005年4月のJR福知山線での列車脱線転覆事故。民間には義務付けていたATS(列車自動停止装置)の設置基準を、会社発足時に間に合わないことから、JRには「規制緩和」をしたことが事故の大きな要因のひとつであると指摘されています。

さらに「住」の分野では、欠陥エレベーター問題や耐震欠陥マンション問題が社会問題となりました。以前は、建築確認の書類検査は自治体に限られていましたが、規制緩和で、1998年から民間でも代行できるようになり、儲けを多くとるために、鉄筋を抜いてコストダウンをはかるという、安全性を全く無視した驚くべき手法が明らかになっています。

これらの問題に共通し「規制緩和」の弊害が貫かれています。政府が進める「規制緩和」政策は、激しい過当競争を生み、「儲け」が第一義とされ、「安全」は片隅へと追いやられてしまいます。「モノを言う労働者つぶし」が行われた時に、企業のチェック体制が壊れ、事故が起きるということを、改めて強く感じます。
規制緩和」は社会全体の安全を脅かしています。無関心ではいられません。「安全問題シンポジウム」では、これらの問題の根幹を探って行きます。どうか、6月26日のシンポジウムにお集まり下さい!

チラシはこちら。
http://www7b.biglobe.ne.jp/~tomonigo/osirase/080626anzensinpo.pdf