「さくらハウス事件」から貧困と生活保護を考える会

日時:2008年11月28日(金)午後6時30分〜/
場所:セシオン杉並・視聴覚室(2階)「公園づくり紙上会議」名で借りています
   地下鉄丸の内線「新高円寺」または「東高円寺」徒歩5分
○「事件」の背景/宿泊所アンケートの結果/弁護団からの報告など

 今年1月2日、東京都練馬区の宿泊所「さくら関町南ハウス」で、入所者が所長を刺殺する「事件」が起きました。
 「非営利」を名乗り宿泊所を立ち上げて、野宿の仲間を食いものにしている団体が増えています。こんな団体にもたれかかっているのが、生活保護行政であるといえます。入所者Oさんは、宿泊所、生活保護行政が抱える矛盾をこそ訴えたかったのでは・・・。刺殺という方法は誤っているのですが。私たちはこんな問題意識のもと、都内の区部、市部で野宿の仲間を支援するグループとともに「さくらハウス事件」から貧困と生活保護を考える会(準備会)を結成。弁護団も発足。以来、石神井署、東京拘置所でのOさんとの面会、宿泊所、生活保護行政をテーマとする学習会などに取り組んできました。野宿の仲間が宿泊所をどう見ているのかを明らかにするため、アンケートも実施しました。アンケートの結果をベースとし、Oさんをさくら関町南ハウスに入所させた国立市福祉事務所とも交渉しました。
 Oさんの公判は12月1日、3日(いずれも午前10時〜午後5時、425号法廷)。11.28集会から公判へ!