12/2 シンポジウム「生活保護法の抜本的改正に向けて」

日時:2008年12月2日(火)18:00〜20:30
場所:弁護士会館2階クレオBC
内容:生活保護の運用実態(当事者から)
   ドイツの公的扶助制度(ヨハネス・ミュンダー教授の講演)
   生活保護法改正提言・質疑応答
主催:日本弁護士連合会
http://www.nichibenren.or.jp/ja/event/081202.html


12月2日、日弁連生活保護のシンポジウムを開催いたします。日弁連は、2006年の日弁連人権擁護大会の第2シンポジウム、「現代日本の貧困と生存権保障」を経て、そのときの実行委員を中心に生活保護問題緊急対策委員会を設置し、生活保護法改正案の作成作業を進めてきました。

先般、諸外国の制度に学びながら、水際作戦を防止する制度的な保障、生活保護基準の決定権の移転(厚労大臣から国会へ)、名称変更や助言請求権等の新設による権利性の明確化など、生活保護を利用しやすい制度にする改正案を作成いたしました。

シンポ当日は、当事者からの発言を受けた後、ドイツからお招きするミュンダー教授にドイツの公的扶助をご講演頂き、その後、日弁連の改正案を発表いたします。

昨年末に厚労大臣が強行しようとした基準引き下げや、全国知事会・市長会が提案する有期保護を阻止するにとどまらず、利用しやすい制度にするために、積極的な改正案を打ち出します。皆さん、是非ご参加ください。