2/22 貧困と生存の危機!“年越し派遣村”からの問いかけ

第136回「教育問題リレー討論」

■講 師:清水直子フリーライター
■テーマ:貧困と生存の危機! “年越し派遣村”からの問いかけ
■日 時:09(平成21)年2月22日(日)  午後1時15分〜
■会 場:東京都葛飾区金町地区センター4階
■交 通:JR常磐線・京成線「金町駅」北口より徒歩3〜4分
■参加費:1000円(失業者・学生半額)


 前回河添誠氏は、派遣企業は寮(便宜をはかるものではなく、貧困者を集める装置)を完備しているが、そこは抜けられない仕組み(入居労働者の人権を軽視し過酷な条件で働かせる)になっている。しかし憲法28条(労働組合法)と労働者を守る法律があり、闘えば非正規労働者も権利を獲得できる。そして「教え子を無防備のまま労働市場へ送るな!」と警告した。
 さて、今回も労働問題を取り上げる。それは今のまま(セーフティネットが不十分)、非正規雇用の労働者がこの大不況下で失業すれば、より深刻な事態を招く恐れがあるからだ。この3月末までに、契約満期で雇い切られるなどで40万人を超す人々が失職するという。これらの多く人々は失業保障もなく、寮を追い出されれば路上生活を強いられる者も少なくない。住居を失えば、次の就職の機会もセーフティネットからも除外され、まさに生命の危機に晒されるのだ。この窮状は全国いたるところで起こっており、緊急救済と国家の責任が問われている。
 しかしそれに即応したのは、年末年始行なわれた「年越し派遣村」ではないか! この救済活動に参加したフリーライター清水直子氏から、その取り組みとそれが問いかけたものをきく。

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