6/28 派遣村全国シンポジウム「派遣村から見えてきたもの」―今こそ労働者派遣法の抜本改正とセーフティネットの構築を(東京・浅草)

日時:2009年6月28日(日) 13:30〜17:00
会場:浅草「すみだリバーサイドホール」
東京都墨田区吾妻橋1−23−20 電話03−5608−6430
http://www.city.sumida.lg.jp/sisetu_info/tamokuteki/sumidariversidehall/riyou_info/index.html
交通 = 営団地下鉄銀座線・浅草駅、都営地下鉄浅草線本所吾妻橋駅東武伊勢崎線・浅草駅より、徒歩5分
主催:派遣村全国シンポジウム実行委員会


 東京・日比谷公園で行われた「年越し派遣村」が示したのは“生存すら危うくなった労働者”の姿でした。それは、家族と一緒におせち料理を食べるという牧歌的・伝統的な日本の正月イメージに、日本社会はここまで来てしまっているという現実を対置しました。
 その後、全国津々浦々で同様の取組みが行われ、“生存すら危うくなった労働者”は、もはやあらゆる地域・学校・職場に、私たちのすぐ隣にいることを明らかにしました。
 都市部の労働者の背景には、地方の貧困がある。ワーキング・プアの前後には、貧困状態で暮らす子どもや高齢者がいる。それもまた、覆い隠しようのないことになっています。
 目を背け続けることは、もう限界です。ごまかそうとする人たちには、もうガマンできません。私たちは、この社会の一員として、この社会の衰退と先細りを、これ以上黙って見過ごすことはできない。
 各地の派遣村的な取り組みの中から、この社会を立て直すためのどのような課題が見えてきたのか、全国各地の取り組みを踏まえて、考えてみたいと思います。


【タイムスケジュール】
13:30〜 主催者あいさつ 
小久保哲郎(大阪派遣村・弁護士)

13:40〜 派遣村からの提言「派遣村的活動の到達点と改革試案」
湯浅誠(東京派遣村・村長)

14:10〜 政党、諸団体からのあいさつ 

14:35〜 休憩

14:50〜 シンポジウム
コーディネーター 新里宏二(宮城派遣村・弁護士)
パネラー 藤田孝典(埼玉派遣村NPO法人ほっとポット)
関根秀一郎(東京派遣村派遣ユニオン
森 弘典(愛知派遣村・弁護士)

16:50〜 閉会あいさつ


17:00  終了予定


お問い合わせ・ご連絡
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派遣村実行委員会気付 
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