9/13 生活保護支援九州ネットワーク研修会〜住居や職を失った方への生活保護運用のあり方を考える〜(福岡)

日時:平成21年9月13日(日) 午後1時から5時
会場:パピヨン24 福岡市博多区千代1-17-1-3階 
内容:

基調講演「社会保障構造改革のなかの生活保護制度」
 講師 池田和彦氏(筑紫女学園大学准教授)

基調報告「世帯分離・扶養義務などについて」
 講師 森川清氏(東京弁護士会

パネルディスカッション
     ・平田弁護士をはじめ、千鳥橋病院MSW、
     ・北九州ホームレス支援機構支援者
     ・福岡市博多福祉事務所の保護第3課職員など

九州各地の生活保護裁判、取り組み等の報告


主催:生活保護支援九州ネットワーク 
http://www.seiho-kyushu.net/index.htm


 近時、不況に起因して、職を失い収入を確保できずに、結果住居を失う事案が顕著になっています。住居喪失の状態では就職の壁となることや、また、住居を確保した後の家賃滞納時に一部の家賃保証会社による悪質な取り立てが深刻化していることなど、失業、家賃保証会社の取立て、多重債務などが一体となり生活困窮者を追い詰めています。

 また、住居を確保していない場合でも生活保護の申請はできるのに、福祉事務所によっては申請を受理しない、あるいは保護開始決定を出さないという実態も明らかになっています。
以上、生活困窮者と住居等を取り巻く生活保護の運用上の混乱や法的諸問題が山積しており、とりわけ、生活保護申請に関わる支援者の拡充が急務であり、標記をテーマに近時の生活保護の運用や真の支援のあり方など意見交換してまいりますので、奮ってご参加下さい。

★★「生活保護支援九州ネットワーク」は、生活に困窮した人が当然の権利として生活保護を正当に利用できる状態を実現するため、市民・弁護士・司法書士行政書士社会福祉士からなるネットワークを2007年9月に設立しました。当日は、本研修会前に総会を開催します。