3/1-3/7 NO-VOX国際連帯フォーラム(東京・大阪)


歓迎全体交流会

日時:3月1日(月)18:00‐21:00
場所:四谷ひろば・コミュニティ4
   新宿区四谷4‐20、四谷三丁目駅下車
   (カンパ、飲食持込歓迎)

APFS労働組合との交流会

日時:3月2日(火)18:00
場所:板橋グリーンホール403
   板橋区栄町36‐1、大山駅下車

活動者ディスカッション

日時:3月3日(水)18:00‐21:00
場所:戸塚地域センター
新宿区高田馬場2‐18‐1、高田馬場駅下車


上記以外にも1日から3日は、山谷(隅田川)、渋谷(宮下公園)など、野宿者運動の取り組みや、自由と生存の家(四谷三丁目)など、現場交流を予定。

大阪へ移動

3月4日(木)→3月5日(金)
全日建運輸連帯関西生コンの集会、釜ケ崎現場交流など予定

シンポジウム「居住の権利と越境する社会運動」

日時:3月6日(土)13:30‐17:00
場所:明治大学リバティタワー7階1073教室
パネラー:ジャン=パティスト・エロー(DAL)、アイシャトゥ・バルテ(APEIS)、ヴェロニック(FRAPRU)、キム・フンヒョン(ストリートネット・インターナショナル)、アニー・プール(NO-VOX)ほか
資料代:500円

屋外集会・デモ

「許すな! 貧困・不平等・社会的排除
「取り戻せ! 生きる権利と希望」
「持たざる者は国境を越えて連帯しよう!!」
日時:3月7日(日)13:30
場所:恵比寿公園
デモ出発15:00、渋谷へ


 NO-VOXネットワークとは、自らを「声なき者」「持たざる者」と自己規定した者たちによる運動の国際的なネットワークです。2003年、世界社会フォーラム(WSF)でのひとつのミーティングとして行われた「声なき者たちの第一回世界会議」を契機に呼びかけられました。以降、新自由主義グローバリズムによる社会的排除を受けてきた失業者、野宿者、移住労働者、土地無し農民などが、それぞれ各国で独自の取り組みを行いつつ、NO-VOXに連なる自覚を持ち、呼びかけがあれば各地で呼応した行動・連帯行動を行ってきました。例えば、06年、07年と大阪で繰り返された野宿者強制排除に対して、パリでは日本政府観光局大阪市代表部などを占拠しての抗議・連帯行動が行われ、香港やブラジルでも日本大使館への抗議行動行動がありました。

 2008年12月、このNO-VOXに連なる運動体が直接顔を合わせる交流と討論の場が企画され、フランス、トルコ、カナダ、ポルトガル、マリ、日本からの参加者がパリに集まり、1週間にわたって第1回目のNO-VOX国際連帯フォーラムが開催されました。そして第2回目のフォーラムが、来たる3月1日〜7日に日本で行われます。海外参加者は、フランスからは住宅への権利(DAL)、失業者運動、非正規滞在者の運動などから5名が、さらにカナダや韓国など、持たざる者たちを主体にした運動を担ってきた活動家たちが、1週間にわたって来日します。
 このフォーラムは、単に海外ゲストを招いての催しではなく、各々の現場の闘いを通した討論・交流を深める場としてつくられます。3月1〜5日は、東京と大阪で移住労働者・野宿者・非正規労働者との現場交流やディスカッション、6日には「居住の権利」をテーマにシンポジウム(13〜17時、明治大学リバティホール)、7日は集会(13時半、恵比寿公園)とデモを準備しています。

 失業の増大とすぐに路上に放り出される日本の現実のなかで、生存権・労働権・教育権など、剥奪された社会的権利を取り戻す社会運動、それと結合した労働運動が求められています。今回の国境を越えたNO-VOXの取り組みを通じて、国内においても広範な運動のネットワークが形成できればと考えています。

NO-VOX 持たざる者の国際連帯フォーラム
http://www.jca.apc.org/nojukusha/have-nots/