7/24 レイバー映画祭 2010 映画から世界が見える!(東京)

2010年夏。私たちの未来や生きる権利は、アイスクリームのように溶けていくの か? それはもう、どうにもならないものなのか? 死亡率100%の生き物、人 間。あきらめるのはまだ早い。せっかくもらった命、死ぬまで生きよう!

上映作品は、資本主義の本質に迫るマイケル・ムーア監督最新作「キャピタリズ ム〜マネーは踊る」、衣料工場の苛酷な現実を描いた「バングラデシュの衣料工 場で働く若い女工たち」、韓国・双龍自動車ストライキ内部に迫った「あなた と私の戦争」、日本で初めて女性医療職場で労組を作り、現在86歳でもバリバリ 現役・全身活動家の益永スミコさんを追った「死んどるヒマはない」、レイバー ネット日本が運営するユニオンチューブからの最新セレクションなど、激烈ド キュメンタリー映画がてんこ盛り! 7月24日、田町は太陽のように熱い!

日時: 7月24日(土) 10:00〜17:10(開場9:40)
場所: 東京・田町交通ビル6階ホールJR田町駅「芝浦口」徒歩3分/港区芝浦3−2−22)
地図: http://www.its-mo.com/doko/15/503110285/128307872/
参加費(通し券): 一般当日1800円 前売・予約 1500円、障がい者・シニア・学生・失業者は各200円引き
メール予約ページ http://vpress.la.coocan.jp/yoyaku-labor10.html

【主催】レイバーネット日本 http://www.labornetjp.org/
    TEL 03−3530−8588 FAX 03−3530−8578
メール labor-staff@labornetjp.org ブログ http://unionyes.exblog.jp/

【プログラム】

9:40 開場
10:00  開会あいさつ
10:05 「キャピタリズム〜マネーは踊る」
       (休憩)
12:40 「死んどるヒマはない〜益永スミコ86歳」
     *上映後、益永スミコさんのトークあり
14:10 「バングラデシュの衣料工場で働く若い女工たち」
15:20 「日本の労働運動最前線〜ユニオンチューブセレクション」
15:50 「あなたと私の戦争−双龍自動車労組77日間の激闘」
17:10    終了

<作品解説>
★『キャピタリズム〜マネーは踊る』(マイケル・ムーア監督 2009年 米国・ 127分)
 2008年9月15日、リーマン・ブラザーズの経営破綻は大規模な金融危機 を引き起こし、世界経済は100年に一度と言われる同時大不況に陥った。巨大企 業が利益を追求すると、世界はどうなるのか。マイケル・ムーアが資本主義を徹 底検証した話題作。
★『死んどるヒマはない〜益永スミコ86歳』(ビデオプレス制作 2010年・70 分)
 人権擁護、平和運動などにかかわる益永スミコさんは1923年生まれ。戦争 中は助産婦として兵士を戦場に送りだしたが、戦後、医療の職場で女性だけの労 働組合を立ち上げ、反戦平和運動の大切さに気づいた。益永さんの半生と草の 根の活動の記録。
★『バングラデシュの衣料工場で働く若い女工たち』(タンヴィール・モカメル 監督 2007年 バングラデシュ・60分)
 バングラデシュはいまや世界の衣料工場 になっている。しかし、そこで働く女性労働者たちは低賃金と劣悪な労働環境に 悩まされている。工場の火災や崩壊事故で今まで3000人の命が奪われた。新自由 主義の中で矛盾にあえぐ人々を描く。
★『日本の労働運動最前線〜ユニオンチューブセレクション』(ユニオンチュー ブ制作チーム 20分
) キャバクラユニオン・サウナ王城・JR不採用問題・郵政 ユニオンなど、日本の労働運動の最前線映像をセレクト。
★『あなたと私の戦争−双龍自動車労組77日間の激闘』(テ・ジュンシク演出  2010年韓国・80分) 2009年大量解雇を受けた双龍(サンヨン)自動車労働者は、 「解雇は殺人だ!ともに生きよ う!」と叫び、77日間のストライキを闘った。 国家・経営からの激しい弾圧でストは終結。労組幹部は投獄され実刑判決を受け た。韓国で感動の渦を巻き起こした双龍労働者・家族の激闘の記録。