9/1司法修習生の給費制維持を求める市民参加の集会(東京)

今年11月、司法修習生の給料が打ち切られます。代わりに導入される「貸与制」を利用すると、法科大学院時代からの奨学金債務と合わせて平均600万円の債務を負担することになります。そういう借金を抱える覚悟をしなければ裁判官・検察官・弁護士になれないというのは、おかしな話です。市民が法律家に求めるのは「権利の守り手」として働くこと、であるはずです。
「市民のための司法」を実現するには、多様な人材を確保することが重要です。しかし、給費制の廃止は、志の高い有為の若者が経済的事情によって法律家を目指すことを断念させられる、という事態を招きかねません。
明日の「権利の守り手」を育てるために,市民の皆さんとともに給費制維持の必要性について考えたいと思います。ぜひご参加下さい。

日時: 2010年9月1日(水)18:30〜
場所: 弁護士会館2階「クレオhttp://www.toben.or.jp/abouttoben/map.html
内容:
○来賓あいさつ
○対談:
笹森清司法修習生に対する給与の支給継続を求める市民連絡会)
山口二郎北海道大学教授)
宇都宮健児日弁連会長)
○市民団体などからの発言
法科大学院生・修了生、若手弁護士の発言

主催: 東京弁護士会第一東京弁護士会第二東京弁護士会
共催: 日本弁護士連合会
連絡先: 東京弁護士会 03−3581−2201(代)