『すぐそこにある貧困―かき消される野宿者の尊厳』(法律文化社)
書籍名: すぐそこにある貧困―かき消される野宿者の尊厳 著者: 小久保哲郎・ 安永一郎編
判型: A5判
頁数: 270頁
発行年月: 2010年10月
定価 2,415円(税込)
ISBN: ISBN978-4-589-03307-9
http://www.hou-bun.co.jp/cgi-bin/search/detail.cgi?c=ISBN978-4-589-03307-9
いまや貧困問題は「すぐそこにある」ものになった。しかし、どこか他人事とされがちな野宿者問題。代表的な訴訟を当事者・弁護士の視点から描き、リアルな現実として再構成する。
【目次・執筆者】
序 章 野宿生活の実態 生田武志
第?部 裁判からみる野宿者問題
第1章 林訴訟 藤井克彦・森 弘典
第2章 佐藤訴訟 加藤亮子・小久保哲郎
第3章 自立支援法の課題 奥村 健・戸舘圭之
第4章 住民票訴訟 山内勇志・永嶋靖久
第5章 靭公園・大阪城公園訴訟 大和重雄〔仮名〕・石側亮太
コラム1 路上の「初夜」 湯浅 誠
第?部 さまざまな野宿者問題
第6章 野宿生活者がかかえる法律問題 大橋さゆり・浮田麻里・小久保哲郎・普門大輔
第7章 法律扶助制度 安永一郎
第8章 世界の「ホームレス」問題 中村健吾・福原宏幸・小池隆生・全泓奎・コルナトウスキ=ヒェラルド・垣田裕介
コラム2 野宿生活とお酒 三好弘之