3/1 シンポジウム ちょっと待って!子ども・子育て新システム〜子どもの生存・発達する権利を保障し,子どもの最善の利益を確保するために〜(大阪)

政府は、昨年6月、「子ども・子育て新システム」(以下「新システム」といいます)を打ち出し,本年3月の通常国会に法案を提出するため急ピッチで検討を進めています。しかし、「新システム」は、現行の保育制度を解体しかねない内容となっています。保育水準の引き下げで子どもの安全が脅かされるのではないか,貧困家庭や障がい児等が排斥されるのではないかなど,懸念も山積み状態です。また,情報提供は不十分で多くの人は問題点に気づいておらず,議論も不十分です。現行の保育制度とは?「新システム」とは?大阪から,政府が拙速に進める「新システム」に「ちょっと待った!」の声を挙げましょう。

日時: 2011年3月1日(火) 18:00開場(17:30受付開始)
場所: 大阪弁護士会館2階ホール(地下鉄淀屋橋駅徒歩5分)
申込不要: 入場無料
一時保育(無料)あり
1歳以上未就学児、託児時間:研修開始15分前から終了15分後まで。利用を希望される場合は、大阪弁護士会 委員会担当室 脇田(TEL 06−6364−1227)宛て、2月15日(火)までにお電話ください(申込書をお送りします)。

<進行予定>
〈第1部〉
18:00 基調講演 
「子ども・子育て新システム」と子どもの権利
講師:伊藤周平(いとう しゅうへい)教授(鹿児島大学法科大学院
プロフィール:労働省(現厚生労働省)などを経て、2004年4月より現職。行政法社会保障法を担当。著書に『保育制度改革と児童福祉法のゆくえ』(かもがわ出版)などがある。
〈第2部〉
19:00 寸劇:「新システム」がないとき、あるとき
19:15 リレートーク 
① 元待機児の親として 
② 障害者自立支援法の現場から
③ 障がい児の親として 
④ 保育現場での事故例報告
19:50 まとめ 西村英一郎弁護士(大阪弁護士会