3/11 生活保護法改定を考える緊急シンポジウム『勝手に変えるな!! 生活保護法』(東京)

厚生労働省は、生活保護制度の大幅な改悪につながる【生活保護法改定案】の今国会への提出を検討しています。その内容は、受給期間の有期化や就労指導の大幅強化、ボランティアを義務づける項目などが含まれているようです。生活保護は全ての貧乏人に最低限の生活を保障するもの。改定案の内容は、この制度を根底から覆し、まさに「生存権」を脅かそうとするものです。この生活保護法改定問題について最新の情勢・情報を共有し、一方的な改悪の動きに�対し声をあげるため、このシンポジウム『勝手に変えるな!! 生活保護法』は企画されました。各現場で活動する3名のパネリストからの報告を中心に、討議します。たくさんの方のご参加をお待ちしています。一緒に話し、考え、つながりをつくって改悪を阻止しましょう。

日時: 2011年3月11日(金)18:15 開場 18:30〜20:50 シンポジウム
会場: 台東区生涯学習センター(学習館)301研究室にて
アクセス: JR山手線「鶯谷駅」南口 徒歩15分、地下鉄日比谷線入谷駅」徒歩8分、つくばエクスプレス「浅草駅」徒歩5分
主催:隅田川医療相談会・ホームレス総合相談ネットワーク
連絡先:東京都荒川区東日暮里1-36-10 企業組合あうん気付
メールアドレス sumida_iryou@yahoo.co.jp

パネリスト紹介
●稲葉剛(いなばつよし) NPO法人自立生活サポートセンター・もやい代表理事
1994年より東京・新宿地域の野宿者支援活動に関わる。2001年、自立生活サポートセンター・もやいを設立し、幅広い生活困窮者への相談・支援活動に取り組む。
●森川清(もりかわきよし) 弁護士、首都圏生活�保護支援法律家ネットワーク事務局長
1988年から2002年まで葛飾区福祉事務所にてケースワーカーとして勤務。日弁連第49回人権擁護大会シンポジウム「現代日本の貧困と生存権保障」実行委員、第51回の同シンポジウムで「労働と貧困」事務局次長、第53回の同シンポジウムで「子どもの貧困」事務局長を務める。

●河添 誠(かわぞえ・まこと) 首都圏青年ユニオン書記長
2000年、首都圏青年ユニオンの結成に参加。2006年より現職。
現在、ワーキングプアの互助ネットワーク「反貧困たすけあいネットワーク」代表運営委員、反貧困ネットワーク事務局メンバー、レイバーネット日本共同代表。