5/15 2011全進研春季集会 人と社会をつなぐ(東京)

日時: 2011年5月15日(日)13:30〜16:30
場所: 駒澤大学深沢キャンパス 半蔵門線駒沢大学駅」下車徒歩15分
資料代: 700円(会員&学生500円)
主催: 全国進路指導研究会 http://homepage1.nifty.com/zenshinken/
テーマ: 人と社会をつなぐ

◎「3•11」の大震災を境に、日々目にする光景が変わりました。いま、私たちの生活は、これまで経験したことのない〈危機と地続きにある〉、このことを痛切に感じさせられています。被災されたみなさん、故郷を離れ、避難生活を余儀なくされているみなさん、心からお見舞い申し上げます。子ども•青年たちの〈生きる•学ぶ•働く〉を保障するためにも、一日も早い回復•復興を期して、一人ひとり〈私にできること〉を進めたいと思います。
◎昨年夏の、第48回全国進路指導研究大会(於:駒澤大学深沢キャンパス)の「基調提起」は、さいごに次の文章を引用してまとめとしました。
「…一番大きな問題は『若者ホームレス』の増加である」「彼らが必要としているのは、単なる仕事ではなく、もっと深い。生きる上での根源的な問題の解決である。働くとはどういうことか、家族とは何か、人とのつながりとは何か、生きるとは何か、彼らはそれを求めているように思われるのだ。彼らはこれらを考える機会を与えられてこなかった。彼らにあったのはネガティブな体験だけだったと言える。そんな彼らが路上で困るつらいこと。それは「寒さ」「さびしさ」「絡んでくる人」「人の目」である。彼らには、彼らを支えてくれる『人と人との絆』、つまり『社会がもともとないも同然だったのだ.』…」
 この文章は、無謀だ、無理だと言われながら、日本に『ビッグイシュー』を根付かせた、ビッグイシュー日本の代表:佐野章二さんの言葉(『ビッグイシューの挑戦』講談社/2010)です。今春季集会のご講演をお願いしたところ《人と社会をつなぐ》という、時宜にかなったテーマをいただきました。
 このテーマに沿って、すでに「人と社会をつなぐ」現場にいらっしゃる方々の、リアルなお話をうかがうシンポジウムも準備しています。有意義な学びの場とする所存です。ぜひ「学校」の内外から、お誘い合わせの上ご参加ください。

内容: 詳細「決定」次第、全進研HP等にアップいたします。
13:00 開場
13:30 開会 あいさつ
13:40 シンポジウム「人と社会をつなぐ」(70分)
 シンポジスト◎生活支援の現場から ◎就労支援の現場から ◎学習支援の現場から
14:50
…休憩…
15:00 講演『ビッグイシューの挑戦〜人と社会をつなぐ〜』(80分)
        講師:佐野章二氏(ビッグイシュー日本代表)
16:20 質疑/まとめ
16:30 閉会