11/8「生活扶助に関する検討会第3回」抗議行動


厚労省の生活扶助基準に関する検討会の第3回が8日(木)19時から霞ヶ関ビル隣の商工会館で行われます。
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2007/11/s1108-4.html

厚労省は、今回も3日前の今日にようやく時間と場所を告知するという姑息なやり方をしてきました。

今回の改悪の首謀者である厚生労働省社会・援護局長の中村秀一は、介護保険制度の創設者と言ってもいい人物で、今の新自由主義社会福祉基礎構造改革の先鞭をつけた確信犯です。「介護保険は俺が作った」とあちこちで吹聴していました。

05年には老健局長として介護保険のさらなる改悪を強行し、そうした「実績」を買われて社会・援護局長に就任しました。

社会・援護局長としての中村の社会保障改悪の手始めが障害者自立支援法の制定でした。国会審議の際、「これからの福祉は金で買うものだ」と言い放ちました。06年3月には衆院厚生労働委員会でホームレスに対する差別発言を行っています。
(末尾に掲載しました。)

今回、生活保護制度を解体したら、次は事務次官だといわれています。まさに厚労省の棄民化攻撃の総元締といえる人物です。中村とそれに率いられた厚労省官僚に対して、全国から圧倒的な抗議の集中をお願いします。

<抗議先(転載大歓迎)>
厚生労働省社会・援護局長 中村秀一
〒100-8916 東京都千代田区霞が関1-2-2
電話:03-5253-1111(内線2801)
FAX:03-3501-4878
https://www-secure.mhlw.go.jp/getmail/getmail.html

厚生労働省社会・援護局保護課企画法令係
〒100-8916 東京都千代田区霞が関1-2-2
電話:03-5253-1111(内線2818・2827)
または03-3595-2613(直通)
FAX:03-3592-5934
seikatsuhogo@mhlw.go.jp

8日当日は18時30分から抗議行動を行います。
今回は、検討会会場の商工会館前でダイ・インを試みたいと思います。スローガンは、「殺すなら、殺せ!」 実際、違法な生活保護行政により餓死者が出ていることを考えれば、唐突なスローガンとは言えません。そうした状況を放置したまま、引下げだけを強行しようとする厚生労働省への抗議を込めたいと思います。


11月8日の抗議スケジュール

18:30 商工会館前集合
18:30〜19:00 適宜アピールを開始、傍聴する人は傍聴へ
19:00〜20:30 抗議リレートークと通行人へのチラシ配布
 その間に状況を見て、ダイ・イン(数分間)
20:30〜 傍聴してきた人たちから報告を受けて、集まりを終了します。

場所:商工会館
http://www.jade.dti.ne.jp/~shoko-on/image/map.gif