12/16 障害をこえてつながろう!12・16東京集会

北九州市餓死事件 それは私たちの問題>

日 時:2007年12月16日(日)
    午後1時00分(開始)〜午後16時30分
場 所:三鷹市市民協働センター第1会議室(2F)
    JR三鷹駅南口徒歩15分
    三鷹市下連雀4-17-23 電話0422-46-0048
    地図
資料代:500円

※バスの場合はJR三鷹駅南口より 仙川駅、晃華学園武蔵小金井駅国際基督教大学、いずれか行きのバスで5分、八幡前下車になります
※手話通訳、要約筆記も用意しております

 「オニギリ食いたーい」と日記につづられていた。この飽食の時代に、すべてのセイフティーネットから抜け落ち、一人自宅で餓死された。「体がきつい、苦しい、だるい。どうにかして」肝臓障害と糖尿病をもち、恒常的な体のだるさも訴えていたにもかかわらず、過剰な自己努力を強要され、生活保護は打ち切られた。  
 最後のセイフティーネットといわれる生活保護の現場で、今いったいなにが起きているのだろうか。
 餓死事件があった矢先であるにもかかわらず、国では急遽、審議会が立ち上げられ、生活保護基準そのものを見直す動きもでている。生活保護をうけている障害者も多い。生活保護の基準改定は障害者自立支援法の減免制度などとも連動する。より低いほうへ、低いほうへの基準切り下げが止まらない。
 本当にこれで生きていけるのだろうか?
 もう我慢できない。我慢してはいけない!
 底の抜けた、穴だらけの福祉制度。人と人とのかかわりが失われ「自立の名をかりた孤立」に落ちていく危険は誰にでもある。制度上の問題の検証とともに、現場でとりくむ方々、人と人のつながりによる行動が、今、必要とされている。対話、可能性を探ることを安易に閉ざさしてはいないだろうか。
 「障害」の問題として、もう一度考え、行動していこう。

第一部「生活保護の今〜北九州市餓死事件の取り組みをとおして〜」

森川 清さん(生活保護問題対策全国会議 幹事)
生活保護ケースワーカーから弁護士に。現場主義を貫く弁護士さん

第二部「当事者は考える、それは私の問題」

精神障害、知的障害、身体障害、内部障害・難病無年金障害などそれぞれの当事者の立場から

  

第三部 徹底討論「私たち障害者団体ができること、これからの取り組み」

森川 清さん(首都圏生活保護支援法律家ネットワークの取り組み)
益留 俊樹さん(障害者運動が今取り組むべきこと)
岡部 耕典さん(普遍的な所得保障を考える)
コーディネーター:山本 創 さん(施策の問題点と改正へ向けて)


お申し込み  E-mail:kitakyusyu-jiken@jiritufukushikai.sakura.ne.jp
※お名前、ご所属、介助者(支援者)あり・なし、を明記のうえお送りください。

お問い合わせ 障害をこえてつながろう!12・16集会実行委員会
廣田 090−5781−5420 まで