1/26 もうひとつの世界のためのグローバル・アクション

◆WSF2008――もうひとつの世界のためのグローバル・アクション――

<シンポジウム>資本と国家の東アジア共同体構想への否!とオルタナティブ

いまアジアでの自由貿易協定作りを皮切りに、「東アジア共同体」をつくろうという動きを日本政府や財界が積極的に推進しています。そしてこの自由主義経済の地域的な統合を支えるために軍事・安全保障もまた地域規模で相互に密接な連携をとりはじめています。しかし日本にもアジアにも、自由貿易やそれと裏表の関係にある軍事・安保体制作りのもとで、貧困にさらされ、安心して生きる権利を奪われているたくさんの人びとがいます。この膨大な人びとがつながりあい、もうひとつの人びとの共同体をつくる運動は、長い歴史と経験を蓄積してきました。こうした運動の経験をふまえつつ、資本と国家の東アジア共同体構想に対して私たちの否!とオルタナティブ!に向けた議論を試みます。

◎日時:2008年1月26日(土)1時45分開場 2時〜5時
◎場所:サンパール荒川 第7会議室
◎資料代:1000円(PP研会員は800円)

都電荒川線 荒川区役所前駅より徒歩約1分
☆ 都バス 荒川区役所前より徒歩約1分
東京メトロ(地下鉄)日比谷線 三ノ輪駅より徒歩約10分
☆ JR常磐線 三河島駅より徒歩約10分

【共通の理解をつくるためのレクチャー】
東アジア共同体とはどういうものか、何が問題か
金子文夫さん(横浜市立大学教員、横浜アクションリサーチセンター)

【ディスカッション】
それぞれの現場で感じたり戸惑ったり、いらついたり、といった本音を交えながら、
人びとのアジア作りは可能なのか、可能だとしたら何をしなければいけないのか、
といったことを問題提起としてお話いただきます。

▼農民の知恵と実践が国境を越えてつながる
 菅野芳秀さん(アジア農民交流センター共同代表、農民)

▼女性の貧困化と貧困の女性化
 伊藤みどりさん(働く女性の全国センター代表)

▼移住労働者と国境・国籍をこえた連帯の課題と挑戦
 鳥井一平さん(全統一労働組合書記長)

▼日本にもアジアにも基地のない世界を目指して
 湯浅一郎さん(ピース・デポ副代表)

【みんなあつまろう!】
1.26グローバルアクション全体会
◎とき1月26日(土)午後6時〜8時
◎ところ:町屋文化センター多目的ホール
※2008年の世界社会フォーラムは世界各地で人びとが集まろうということになりました。1月26日がそのグローバルな行動の日として取り組まれます。日本での取り組みについてはウエブサイト http://2008.jan26.jp をご覧下さい。

《共催》脱WTO草の根キャンペーン
    ピープルズ・プラン研究所

《問い合わせ》
■電話/FAX連絡先:
◎ピープルズ・プラン研究所
T03-6424-5748 F03-6424-5749
フォーラム平和・人権・環境(市村)
T03-5289-8222
■住所連絡先:PP研 〒112-0014東京都文京区関口1-44-3 信生堂ビル2F