反貧困フェスタ報告:お礼のことば

反貧困ネットワーク代表 宇都宮健児


 「反貧困フェスタ2008」は、3月29日、幸い天候にも恵まれ、神田一橋中学校の校庭の桜も満開となる中で開催することができました。
 初めての企画なので、いろいろと行き届かない所はあったと思われますが、1200部用意した資料集がまたたくまになくなってしまい、1600人を超える人に参加していただけたことは、第1回目の企画としては大成功であったと思います。

 教室や体育館などで行われたシンポジウムや講演会はいずれも盛況で、人があふれて立ち見の出る会場もありました。校庭では、労働相談・多重債務相談・生活相談などのよろず相談コーナー、飲食コーナー、物販・展示コーナーなどが設けられ、音楽や踊り、餅つき大会なども行われました。

 今回のフェスタに90を超える多くの団体・個人に参加・賛同していただいたことは、貧困問題に対する関心の広がり、貧困に抗する力の広がりを実感しています。今回のフェスタを機会に、反貧困のネットワークが全国各地に広がることを期待しています。参加団体の皆さん、シンポジウム・講演会のパネリスト・講師を引き受けていただいた皆さん、本当にご苦労様でした。また、有難うございました。

 最後になりましたが、フェスタを手伝っていただいた神保町応援隊の皆さん、ボランティアの皆さんに感謝いたします。また、フェスタの会場を気持ちよく提供していただいた千代田区立神田一橋中学校にも感謝したいと思います。どうも有難うございました。