反貧困フェスタ2008を終えて

反貧困ネットワーク事務局長 湯浅誠
 フェスタを終えて、数日間ほとんど腑抜けたようになっていましたが、さしあたり盛況のうちに終了したことを喜びたいと思います。ご協力いただいたみなさま、本当にありがとうございました。
 あのような形で学校を借り切るのも、同時進行で複数のイベントを行うのも、テントなどを借りてやるのも、とにかくお祭り的なものの開催は初めてで、受付・本部、その他実務的な段取りの面では至らない点が多かったと思います。
 特に、会場設置に際して、地下に階段でしか行けないなど、バリアフリーの点からは重大な欠陥のあるイベントとなり、車椅子の障害者の方たちには大変なご迷惑をおかけしたこと、この場で深くお詫び申し上げます。
 直接間接に貧困問題と接点のある種々の活動の関係者は多く集まっていただきましたがこれまで貧困問題と接点のなかった人たちがどれくらい参加してくれて、どのような感想を持ち帰ったかについては、気になるところです。
 今年は、組織横断的な反貧困ネットワーク型の団体が各地に広がることを願っています。各地・各種の団体の人たちにとって、そのイメージ作りに資するイベントとなっていたかどうかも、気になっています。
 とにかく、最初の3.24集会から1年。まだまだヨチヨチ歩きの反貧困ネットワークですが、これからもご指導・ご鞭撻賜れれば幸いです。今後ともよろしくお願い申し上げます。