世直しイッキ大集会報告:反貧困全国キャラバン2008

生活保護問題対策全国会議事務局長 弁護士小久保哲郎
 史上初の「反貧困全国キャラバン2008」。「人間らしい生活と労働の保障を求めてつながろう!」を合言葉に、東西2台のキャラバンカーが7月12日から全国47都道府県をまわり、10月19日、明治公園の大集会に「ゴール」しました。主催は当会議のほか反貧困ネットワーク、中央労福協、クレサラ被害者連絡協議会、高金利引き下げ連絡会、生活底上げ会議。
 私自身、キャラバン初体験で企画段階では不安もありましたが、終わってみれば、全国で取組みに関与した団体数476(うち24弁護士会、30司法書士会が後援又は共催)、開催した集会・デモ数37、それに参加した人6600人以上、要請行動先258(うち11市町村にて意見書採択)、街頭宣伝スポット数178、と「ものごっつい」成果でした。反貧困ネットの地方版を立ち上げた地域が7(確定含む)、可能性があると答えた地域も12あり、全国に反貧困運動の種をまくことができたと思います。各地への丸投げ方式で負担をおかけしたことと思いますが、クレサラ運動の「下地」の強さと各地の取組みを担われた皆さんの責任感と実力を改めて思い知らされました。心から感謝申し上げます。
 「世の中変わるまでやり続ける」という声も既に出ています。燎原の火のごとく全国に燃え広がった反貧困運動をさらに盛り上げていきましょう!

キャラバンカーの入場です!(ファンファーレ)
キャラバンは各地で反貧困の運動をつむいできました。