12/5 第23回教育財政シンポジウム「学校から見える“子どもの貧困”」(東京)
日時:2009年12月5日(土)13:00-17:00
場所:東洋大学1号館6階 1602教室
(都営三田線「白山」、東京メトロ南北線「本駒込」下車 徒歩5分)
http://www.toyo.ac.jp/access/hakusan_j.html
パネラー:定時制高校教員 鈴木 敏則さん
公立中学校養護教員 粕谷 佳織さん
〃 事務職員 植松 直人さん
コーディネーター: 東洋大学文学部 教授 藤本 典裕さん
○資料代 500円(学生200円)
厚労省から発表された日本の貧困状況は、「相対的貧困率」15.7%、18歳未満の子どもの貧困率14.2%というものでした(2007年)。実に7人に1人以上が貧困状態であることが国の統計で、公式に検証された訳です。シンポでは、早い時期からお金をめぐる家庭、学校の困難な状況を取り上げ、憲法25条・26条がないがしろにされている現実に、子ども、青年の未来が危ない! と警鐘を鳴らし続けてきました。今年のシンポでは、パネラーとして登場していただく学校職員の方の3つの目線で、スタートラインに立てない子どもたちの姿や学校のお金に関わる現実などを中心に語っていただき、子どもの貧困の実態を掘り起こしていきたいと思います。今、私たちに求められていることは何かを語り合い、深め合い、ともに共同の輪をつなぐ場としていきましょう。
連絡先:第23回教育財政シンポジウム実行委員会
Tel & Fax 044(814)2589
全国学校事務職員制度研究会 http://www.bekkoame.ne.jp/ha/seidoken/index.html
☆本の紹介
「学校から見える“子どもの貧困”」
藤本典裕(東洋大学)・制度研編
A5判並製232頁 本体1,800円十税 大月書店