3/20 2010反貧困フェスタ in みやぎ―立てなおそう 取り戻そう ひとりじゃない(宮城)

今年の「反貧困フェスタ」は宮城・仙台です!


日時:2010年3月20日(日)10:30〜17:00
場所:仙台弁護士会
宮城県仙台市青葉区一番町2丁目9番18号
電話 022−223−1001
交通 仙台駅より徒歩15分
参加費:無料 *可能であれば、カンパをお願いします。

タイムスケジュール:

10:00 分科会

○女性の労働と貧困分科会
生活保護セーフティネット貸付分科会
○労働相談経験交流分科会
○こどもの貧困分科会
○日本版MDGs分科会

13:00 全体会

○基調講演
湯浅 誠 NPO法人もやい事務局長、反貧困ネットワーク事務局長 
○模擬団体交渉
劇団仙台&みやぎ青年ユニオン
○パネルディスカッション
〔パネリスト〕
関根 秀一郎 派遣ユニオン書記長 
村上 晃  弁護士     
新沼 鉄也  ワンファミリー仙台
赤石 千衣子 しんぐるまざぁずふぉーらむ
杉山 裕信 CILたすけっと
〔コーディネーター〕
新里 宏二  弁護士
○貧困ジャーナリズム大賞授賞式
17:00 終了予定

☆当日は健康相談、労働相談、生活相談を実施しています。女性の方にも気兼ねなくお越し頂けるよう、女性専用の相談窓口もご用意しています。
☆全体会は手話、もしくは要約筆記の情報保障をいたします。
☆託児ルームもご用意しております。
6ヶ月以上小学1年生まで、先着順。3月10日まで申し込みください。
(託児利用料 ひとり 300円+おやつ代100円)
※アレルギーやしょうがいのあるお子さん、上のお子さんについてもご相談ください。
NPO法人未来環境福祉ネットワークからの衣類の無料提供、格安販売も予定しています。

反貧困フェスタ2010inみやぎ


2009年1月東京の「年越派遣村」は、職を失うと同時に住居も失うという日本の現実を明らかにし貧困の深刻さを社会に告発しました。
その後、東京に続き全国各地で続々と「派遣村」が開催されました。ここ宮城県でも「反貧困フェスタinみやぎ」が一般市民500名の参加で大規模に行われました。こうした全国の運動は、世論を動かし、行政を動かし、一定の重要な成果を上げてきました。
例えば、路上生活者のために一時的に住居を提供するシェルターのための予算を国が付けたこと、生活困窮者のために保証人なしで低利で生活費等を国が貸し付けるセーフティネット貸付制度が実現したこと、民主党政権が派遣法抜本改正に向けて法案化に着手したこと、2009年末に国と自治体自らが「ワンストップサービス」、「公設派遣村」を開設したことなどです。
しかしそれでも真の解決には程遠いのが現実です。せっかく国がシェルター予算を付けても手を上げない自治体が多いですし(宮城県もそうです)、セーフティネット貸付も融資実行まで時間がかかりすぎる等の問題があります。民主党政権が考えている派遣法改正案も原則禁止のはずの登録型派遣に多くの例外を認めたり、改正実施時期を先送りにするなどの問題があります。行政が実施した「ワンストップサービス」や「公設派遣村」についても、真に相談者・利用者のためになっていたのか大いに疑問があります。
そこで今年の「反貧困フェスタ」では、これまでの反貧困の運動の到達点と現状の問題点を明らかにし、その中で今後の運動の方向性を一緒に考えてみたいと思います。多くの皆様のご参加をお待ちしております。


お問い合わせ:
反貧困フェスタ2010inみやぎ実行委員会
仙台市青葉区一番町二丁目10番24号
翠(みどり)ビル2階
一番町法律事務所
電話 022−262−1901
FAX 022−267−0144