7/4「東京プライド・パレード」公式プレ・イベント

東京プライド・シンポジウム〜「公共性」を再考する〜

今年、3年ぶりに復活する東京プライドパレード。パレードとは「性的マイノリティ」の祝祭にとどまるものではありません。当事者の存在と当事者の抱える問題を「公」のものにしていく(社会に共有された認識/課題にしていく)プロセスでもあります。生きにくさを抱えた人々が生きにくさを抱えたまま/乗り越えながら、どうやって「公」と関わり「公」を変えていくのか―このシンポジウムでは、そんな視点から「公共性」を問い直します。少し難しい言葉や話が飛び出すかもしれませんが、皆さんも一緒に考えてみませんか?

日時: 2010年7月4日(日)午後1時半〜4時半(開場:1時)

場所: 東京大学駒場キャンパス18号館ホール
〒153-8902 東京都目黒区駒場3−8−1http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam02_01_17_j.html
京王井の頭線駒場東大前下車。18号館ホールは少し奥まった場所にありますので時間に余裕をもってご来場ください)

入場無料・予約不要
(予定は予告なく変更になる場合もございますのであらかじめご了承ください)

内容:
講演1 『パレードと公共性』
 砂川秀樹文化人類学者/東京プライド代表)
  HP:http://www016.upp.so-net.ne.jp/sunagawa/
 著書:「カミングアウト・レターズ」(太郎次郎社エディタス)など
講演2 『規範的理由と感情について』(仮)
  齋藤純一さん(早稲田大学政治経済学術院教授)
  著書:「公共性」「自由」「政治と複数性」(いずれも岩波書店)など
講演3 『傷をさらす/さらさない場所』
    宮地尚子さん(一橋大学社会学部教授)
    HP:http://naokomiyaji.web.fc2.com/j/Welcome.html
著書:「環状島=トラウマの地政学」(みすず書房)、「傷を愛せるか」(大月書店)など
講演4 『「死」の“公共圏”を越えて連帯へ』
 稲場雅紀さん(動く→動かす GCAPJapan事務局長)
 共著:「流儀」(生活書院)
 GCAPJapanのHP: http://gcapj.blog56.fc2.com/
★登壇者4人によるクロストーク&質疑応答
コーディネーター:稲見隆洋(東京プライド・コアスタッフ)

主催: 東京プライド
http://www.tokyo-pride.org/